EMS エネルギーマネジメントシステムとは??

脱炭素化社会、SDGs実現に向けて

脱炭素化社会に求められるエネルギーマネジメントシステム

世界中で脱炭素(カーボンニュートラル)、SDGs、ESGなどが叫ばれている中、エネルギーをいかに効率よく使っていくか、御社も考えられていることでしょう。
ここでは、

  • エネルギーマネジメントとは?
  • エネルギーマネジメントシステムとは?
  • 注目されている背景

に関してご紹介します。

エネルギーマネジメントとは??

工場やビル、データセンターなどの施設におけるエネルギー使用状況を把握し改善していく活動をエネルギーマネジメントと呼びます。

エネルギーマネジメントの概要

右図のように 「見える化」 → 「分析」 → 「改善提案」 → 「対策」 の実施という流れで改善をしていく活動になります。

各項目の概要

見える化

エネルギーデータ(電力や流量)を見える化します

分析

見える化したデータから無駄がないか分析を行います。

改善提案

分析した結果から改善提案を行います。

対策の実施

改善策の実施を行います。

実施した結果を受けてまた見える化

実施した結果からまた見える化に戻り分析を行っていきます。

見える化をしないと始まらないのがエネルギーマネジメント

使用しているエネルギーは月々の明細などで確認を行うことができます。
しかし、いつ、どこで使用されて、どこに無駄があるかどうか分析することはとても難しいです。
そこでエネルギーを見える化し分析できるシステムを「エネルギーマネジメントシステム」といいます。

エネルギーマネジメントシステムEMSとは

工場やビル、データセンターなど施設内の使用電力を見える化し、使用電力を制御できるシステムになります。

エネルギー使用状況を自動で集計するシステム

エネルギーの使用状況を人の手で把握するとなると多くの時間や手間がかかり高価な人件費が必要となります。
エネルギーマネジメントシステムを用いることで、リアルタイムにエネルギーデータを自動収集し、分析、制御といった全般的なエネルギーマネジメントが可能になります。
エネルギーマネジメントシステムはEnergy Management Systemの頭文字から「EMS」と呼ばれることもあります。
エネルギー監視システムや電力監視システムと呼ばれる場合もあります。

エネルギーマネジメントシステムが注目されている背景(脱炭素化社会、SDGs、ESGに向けて)

地球温暖化対策として定められた京都議定書や東日本大震災による電気料金値上げ、省エネ法改正などで省エネに対する意識が高まっていきました。

最近ではパリ協定により、世界共通の長期目標として2050年カーボンニュートラルが掲げられ、脱炭素やSDGs、ESGという取組みも注目され、エネルギーマネジメントシステムの重要性が改めて叫ばれております。

そんな注目されているエネルギーマネジメントシステムですが、クレアビジョンで自社開発を行い製品化しております。
日本では200以上の工場やビル、データセンターに導入されております。

クレアビジョンのエネルギーマネジメントシステムに関しては下記をご覧ください。