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課題1:用途不明なサーバ機器が放置されている。
機器情報を登録しておけば、サーバ機器の設置時期・使用者・使用プロジェクトなどが明確になります。
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課題2:機器の保守期間を確認するのが面倒である。
保守期限が近付いた機器を即座に検索できます。
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課題3:サーバなどICT機器の積載や分電盤からの配電プランニングが事前にできない。
シミュレーション機能で、搭載機器の定格値を元に電源容量を計算し、指示書の作成ができます。

RackConsulVisionは、データセンター内の設備をファシリティ管理者の目線で管理します。
一般的に設備管理は、Excelのシートや、経理・勘定系の業務システムを使って行われますが、データセンターでのファシリティ管理は、その業務目的が異なります。新規導入時に把握されていた機器情報も増設、更新、撤去などで更新が追い付かず、どのラックに何が積まれているか把握しづらくなってきます。
その結果、電源は入っているけれど何に使用されているサーバー・機器か判らず、”放置状態”などという事も珍しくありません。
そうなると省エネどころかエネルギーの無駄遣いになります。
RackConsulVisionはそういった課題を解決します。


RackConsulVision
導入事例1
導入先 | A社(都内データセンタ事業者様) |
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導入の経緯 | ラックの増設に伴い、ラックごとの搭載サーバを管理することを目的として導入されました。 併せて、サーバ・ネットワーク機器のラック搭載シミュレーションや、重量・電力量シミュレーションをすることができるようになり、管理効率を上げることができました。 また、こういった設備管理システムは初期登録に時間がかかる場合がありますが、当システムはインポート機能が充実しており、少ない工数で登録できました。 その他として、下記の課題があり、解決する事ができました。 ・(課題)データセンター定期点検のため分電盤の通電を止める事となったが、配電しているラックが管理されておらず、確認に手間取った。 ・(解決)分電盤の各回路から配電先のラックが一覧で把握できるようになった。 ・(課題)毎年、経理部から機器の棚卸を依頼されるが、サーバの追加メモリやHDなどは筺体の中なので、目視出来ず、確認に手間取った。 ・(解決)追加機器も2次元バーコードを筺体に貼る事で、何がどこに追加されたかを管理出来る様になった。 ・(課題)以前HW障害によるシステム停止が発生し、数ヶ月後にその時の状況を聞かれたが、記録を探すのに手間取った。 ・(解決)ハードウェア障害の状況やインシデント番号なども管理出来るようになり、上位システムとインシデント番号で連携出来るようになった。 ・(課題)ラックに供給する必要な電力を机上計算で行っていたが、積載機器の入替が頻繁に行われるため、効率的な配電管理が出来なかった。 ・(解決)事前に消費電力のシミュレーションが行えるようになり、 空き容量を把握出来る様になり、効率的な配電管理が出来る様になった。 ・(課題)ホスティングサービスを展開しているがラックに積載したサーバと顧客の関連付けをExcel台帳で行っているため、顧客からの問合せ対応に時間がかかっていた。 ・(解決)顧客毎の使用機器が一覧で見られる様になり、スムーズな対応が出来るようになった。 ・(課題)ホスティングサービスを展開しており、同メーカのサーバ機器を必要都度、購入していたが、購入時期が異なるため、保守期間もまちまちになっており、手続きが頻繁でそのための工数が嵩んでいた。 ・(解決)同メーカ機器やその保守期間を一覧で見られるので メーカと交渉し、契約期間を揃えたり、保守費用のディスカウント交渉の材料にする事ができ、管理工数だけでなく、コストの削減にもつながった。又、サーバ数量を把握する事で、サーバメーカに対し機器導入時のボリュームディスカウントの材料として使う事が出来た。 |
スペック | 管理ラック数 500ラック 管理機器数 30,000機器 |
機器構成 | サーバ:管理サーバ2台(冗長化構成) クライアントPC:20台程度(既設、社内什器使用) |
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